はまかぜ、21年の彷徨の果てに
またひとつ、懐かしい思い出の列車を
手元に蘇らせることができました
今回、模型を手に入れるまでの何年間を
これらの映像ディスクとともに過ごしたことか・・・
それほどに、はまかぜはずっと手元に蘇らせたい列車でした
気動車というと
それに久留里線や北海道各線でしか乗ったことがなかった
当時の私には、キハ181系は遠い遠い存在でした
見るだけ、撮るだけなら高1の夏に北海道へ行ったとき
キハ183系を一度だけ撮ったきりで
気動車特急というものに縁がありませんでした
成人して少し経った頃
当時始めたばかりのネットでできた友達(男ですよ?)と
今でいうところのプチオフをしに
兵庫の豊岡まで行く機会がありました
それがちょうど21年前の今頃のことです
これまた今や懐かしの寝台急行銀河で朝の大阪に降り立ち
日本海やJR神戸線103系を見てテンションが上がったところで
駅に降り立つと出迎えてくれたのはDE15
赤紫色のキハ40系も見かけましたっけ
その帰りに選んだ列車が、はまかぜでした
入線するところを乗車前に駅撮りしただけなので
何とも冴えない構図ではありますが
渡り板には「キハ181-21」というナンバーが書かれています
編成は確か、4輌編成だったと記憶していますが
車内では和田山を出たあと、姫路手前まで爆睡しました
大阪到着後、反対側のキハ181-49も駅撮りしていました
このあと、ちくまへの乗り継ぎの合間に
キハ58系の回送や183系びわこライナーが来て
朝のように興奮したのはまた別のお話・・・
続・忘れえぬ3.11
珍しく、ブログの続きです
久ノ浜駅付近で大きな衝撃を受けた翌年、2013年
またこの時期を狙って、今度は宮城県にも行ってみると
石巻駅から歩いてすぐの場所に、こんな看板がありました
次は柳津駅
気仙沼線のキハ40系はこの駅で折り返し
ここから先はBRTです
柳津駅を出てすぐは、ごく普通の田舎の景色でした
だんだんと見えてくるものが疎らになっていきます
車窓の左手に見えていたのは、線路を失った気仙沼線だったのでした
ここは、陸前戸倉駅のあたりです
志津川駅周辺
線路を失った気仙沼線をオーバーパス
沿線の風景ごと線路が消えてしまったのが分かります
車窓から見かけた、折れ曲がったままの柵
車内での私は、涙がずっと止まりませんでした
本吉駅でいったん後続のBRTに乗り換えて、気仙沼駅に到着
ここからはタクシーで移動です
鹿折唐桑駅周辺
ここもやはり、何もありません
横を見ると、またも信じられない光景が・・・
打ち上げられて丸2年が経った第十八共徳丸です
まったく関連のない話ですが
「西風号の遭難」という絵本を思い出しました
船底にはつぶれた乗用車が・・・
手向けられた千羽鶴と花束
どうかもうこれ以上、災害のない国でありますように・・・
忘れえぬ3.11
東日本各地にお住まいの人なら
それぞれに思うことのある日が、今年も巡ってきました
その翌年、2012年
この日に合わせて福島県に出かけたことがあります
真っ先に迎えてくれたのは、郡山駅構内のこの看板でした
ちょうど時分どきだったので、駅弁を購入
そういえばC11 325は現役時代を只見線で過ごしたカマでした
駅弁の中身。とても美味しかったです
この日の最終目的地最寄駅は、この駅でした
駅から歩いて数分
海なし県民にはとても信じられない光景が
目の前に広がっていました
ひっそり置かれた花束に、胸が締めつけられます
向こうに見える建物は無事だったように見えますが・・・
海側に回ってみるとこのとおりでした
岸壁を埋め尽くす花束、花束、花束・・・
あの日、この海はどれだけの命を飲み込んでいったのでしょう
帰り際、気になっていた撮影地を訪れてみました
枯れ草だらけで、水田なんかどこにもありません
もちろん、ED75牽引の貨物列車もあの日以降もう来ません
いろいろと考えさせられた、10年前の旅でした
ED78が増えました
タイトルのとおり、ED78が増えました
先月末の再生産品です
カプラーを変えて、並べてみましたら
初回生産品とは赤2号の色調がだいぶ違いますねぇ
ED75 1000よりは色調の差が小さめですけど
何より目立つのはカプラーの長さ
というのも、以前は買ったときに付いてきたものに取り替えていたんですが
シャンクの長さがどうも気になってしまい
最近は、EF66の短シャンクのものを愛用していまして・・・
部品取り付け作業は、いつも娘氏が寝たあと
お酒を飲みながらの作業なので、ちょっと手元が怪しいときもあります
初回生産品のカプラーも短シャンクに取り替えて、勢揃いの記念写真
6号機だけエンドの向きが違いますが、まぁいいでしょう
実車を見たことは一度もないED78ですが
長いボディがなかなかスマートでかっこいいのです
205系
Twitterのトレンドを見ていると
2/5はどうやら205系の日であるらしく
TLには各地の205系の写真が流れてきていました
205系といえば、真っ先に思い出されるのは
11輌を連ねた山手線での姿です
写真学校時代、毎日のようにその姿を見ており
たいへんなじみ深いクルマではありますが
模型では山手線の205系は1輌も持ってなかったりします
だってフル編成11輌ってけっこう長いし
山手線とよく似た色の横浜線
一時期、中山をメインに乗る機会がちょっとだけありましたが
撮る機会は逆に全く恵まれず、横須賀線の逗子で撮ったものが
ほぼ唯一の前面写真となってしまいました
山手線に次いで見る機会も乗る機会も多かったのは
中央・総武緩行線のクルマでした
写真学校が沿線にあったというのもありますが
卒業後に住んだのもまたこの沿線でありました
山手線を追われたクルマが住み着いた先の一つが京葉線
コミケ帰りに何回か見かけてはいますが
この帯色で原形の顔というのは
実車が消えた今でもまだ違和感があります
あまり乗りにも撮りにも行かなかった武蔵野線
10年ほど前、ちょちょっとお出かけの経由路線に使ったのが
ほぼ唯一の撮影機会となってしまいました
これまた、大崎で何回も撮りましたが
それ以外の駅で撮ったのは数えるほどしかありません
1996年にキハが消えてからだいぶ経ってから
山手線の残党が転入してきました
まさかの北関東転用だった宇都宮・日光線
東北詣での時に2、3回乗ったくらいで
あまり馴染みがないです・・・隣県なのに
恐らく関東では一番影の薄かった京浜東北線
ワタクシの場合、見かける頻度はそこそこにありました
実は弊模型鉄道の205系最多派閥がこの仕様だったりします
幕の「高槻」は元カノの実家最寄駅
一番逢いに出かけたのは仙石線
子供の名前も、沿線某駅から頂いております
2wayシートも見ております
なかなか興味深いものでした
・・・南武線? 撮ってません(ぉぃ
キハ22
2/2はツインテールの日だとか
どこぞの双子メイドの誕生日だとか
いろんな記念日がありますけど
ついでに言うと元カノの誕生日だったり
ここは趣味ブログなので、当然鉄道ネタで行きます
そうです、キハ22の日なのです
残念ながらワタクシ、動くキハ22をこの目で見たことはありません
ですが、(現時点で)最初の最後の渡道時に
函館で留置中のクルマを見かけております
撮ったクルマの車番は328番、時期は1995年7月
今思えばなぜ隣のJR北海道色のキハ22も
撮ってないのかと問い詰めたいところですが
あの頃のワタクシ、八高線キハ30系の影響で
「キハは朱色5号しか認めねぇ!」という固定観念がありました
ホント何でJR北海道色撮ってないんだよこのバカは・・・
ところでワタクシ、キハ22とはまったく無縁だったわけではなく
親父が北海道生まれということもあってか
新婚前後に北海道にお袋と出かけたときの写真が実家に眠っております
写っている車番は9番
撮影時期の配置表を見ると、遠軽のクルマだったようです
どうやら、駅員や居合わせた乗客に
「撮ってください」と言ったわけでもなく
当時で言う言葉だと「アベック」になりますか
そんな二人で互いに撮りあったようですが
この写真を撮った駅が、未だに特定できずにおります
腕木式信号、跨線橋なし、廃コンテナ転用倉庫、単行の遠軽のキハ
これだけ情報がありながら、まったく情報が掴めません
(後日記:ネットで偶然見つけた写真から湧網線常呂と断定できました)
しかも親父はなぜ真冬の北海道にお袋を連行したのか・・・
さて、唯一乗ったと言えるキハ22はこちら
元は羽幌炭礦鉄道のいわゆる「社型」のキハ22ですが
移籍先のひたちなか海浜鉄道で乗る機会に恵まれたことがあります
2012年の8月、暑い夏の盛りで窓は全開でしたが
同行の趣味仲間とともに楽しく乗ったことが思い出されます
このクルマ、どうやら写真の撮影場所である
阿字ヶ浦駅に今も置かれっぱなしのようで
状況が落ち着けば再訪したいところです
新製品情報
今月発表の新製品情報が出揃いましたね
ちょっと今回はいつもと違って
面白い展開になっています
まずはおなじみカトー
何と、今回は欲しいものが全くありません
スロットレスモーターは興味ありますが
分売品がろくに手に入らない状況ですからねぇ・・・
一方のトミックス
小坂の機関車とタキがとても気になります
というか欲しいです
最後にグリーンマックス
11系400番代がフルリニューアルになるようで
これも気になります
クルマ自体は完成品がカトーから出ていますが
ドアが別パーツになるということで
換装された姿が容易に再現できるのでしょうか
旧型国電はキット形式で楽しむものという意識があるので
今までの6輌セットから切り離されて
2輌セットになる73系全金車も面白そうです
ワタクシの模型鉄道で最初に完成した旧型国電は
この73系全金車で、富山港線仕様でした
現状、カトーの初夏の再生産がまだ明らかになっていないので
そこだけがちょっと気がかりな今月の新製品情報でした