こちら上信越日本鉄道広報室

maedon74の趣味の話

コデ165に逢いに行く

「海に行きたーい!」と娘氏が喚くので

嫁氏と娘氏を連れて海なし県を抜けて

小田原まで出かけてまいりました

 

さて、小田原駅前で

北条早雲銅像を見たり

 

海水浴の帰りにマンホールの蓋を見たり

 

アホみたいにでかい提灯に呆れたりしながら

 

せっかくなので、ということで

嫁氏に断って一時間ほど自由時間をもらいまして

初めての大雄山線往復の旅をしてきました

 

伊豆箱根鉄道大雄山線

細かい解説は省きますが・・・といいますか

各自でおググりくださいと言っておきましょう

少ない知識で乗りに行ってみると

「あれ?」という塗色で対向が来たりしますので

これはこれでなかなか面白いものです

 

終点、大雄山の駅に入線しますと・・・

いました! コデ165です!

 

伊豆箱根鉄道コデ165

元はといえば鉄道省モハ30系の流れをくむクルマですが

どうも前に在籍していた相模鉄道時代に

車輌更新の際に振り替えをしたとかしないとか

よく分からない経歴を辿っているらしく

書類上の経歴と実車の経歴が一致しないようで

何ともミステリアスなクルマとなっております

現在は両運転台となっていますが

これもつい25年ほど前の改造によるもので

どうやら廃車になった同僚のお顔を切り継いだとか

そんな話が絶えないクルマでもあります

 

帰りの電車待ちの間

ホームからじっくりと見学させてもらいましたが

往年の鶴見線クモハ12を思い出させる出で立ちに

何とも懐かしい思いをさせてもらいました

 

とはいえ、このHゴム化された前面窓

かつての関西筋の事業用車を思い起こしますね

クモヤ22とかクモル23あたりに

こんなお顔のやつがいたはずです

 

そんな思いを抱えながら

再び小田原に戻ってきました

地元の最寄駅から電車一本で

来られる場所ではありますが

また来られる機会があるかどうか

さらに言えばコデ165の動くところを見られるかどうか

小田原までかかる時間の長さを考えると

折からの暑気とはまた別に

頭がクラッとなる思いがしました