忘れえぬ3.11
東日本各地にお住まいの人なら
それぞれに思うことのある日が、今年も巡ってきました
その翌年、2012年
この日に合わせて福島県に出かけたことがあります
真っ先に迎えてくれたのは、郡山駅構内のこの看板でした
ちょうど時分どきだったので、駅弁を購入
そういえばC11 325は現役時代を只見線で過ごしたカマでした
駅弁の中身。とても美味しかったです
この日の最終目的地最寄駅は、この駅でした
駅から歩いて数分
海なし県民にはとても信じられない光景が
目の前に広がっていました
ひっそり置かれた花束に、胸が締めつけられます
向こうに見える建物は無事だったように見えますが・・・
海側に回ってみるとこのとおりでした
岸壁を埋め尽くす花束、花束、花束・・・
あの日、この海はどれだけの命を飲み込んでいったのでしょう
帰り際、気になっていた撮影地を訪れてみました
枯れ草だらけで、水田なんかどこにもありません
もちろん、ED75牽引の貨物列車もあの日以降もう来ません
いろいろと考えさせられた、10年前の旅でした