62といえば
62といえば
地元を駆け抜けたEF62をはじめ
ED62とかモハ62とかいろいろありますが
あえて触れておきたいのが、C62です
日本最大の旅客型蒸気機関車、C62
動いているC62を見たのは、高1の夏が最初で最後です
友人のカメラマンに誘われて初めて渡道した初日に
銀山の稲穂峠でC62 3を撮ったのでした
知識として知っていたのは
現役時代のC62重連がこの地を走っていたこと
遠くからジェット機のような音をたててやってくること
そしてそれは今なお伝説として語られていること
鉄道雑誌で読んだそれらの話を思い出しながら
初めて訪れた路線の沿線で、C62はどんな姿を見せてくれるのか
ドキドキしながら待っていたのを覚えています
C62は、鮮烈な印象を残して目の前を通り過ぎていきました
スハフ44の重厚なジョイント音と
息がつまるくらいの煙を残して・・・
復路は塩谷の駅でじっくりC62を見る機会に恵まれました
この日本最大の旅客型蒸気機関車が
とても大きく、とてもかっこよく見えました
当然のことですが、スハフ44の観察も忘れません
C62の後ろに連なる5輌の客車を撮っているうちに
青15号の旧型客車のかっこよさにも目覚めてしまいました
撮影を終え、地元に帰ってきてから数年後
カトーさんのC62を手に入れた私は
銀河モデルさんのパーツを取り付けまくって
あの日のC62の再現にいそしんだのでした
そりゃまぁ、加工したのが前世紀なのですから
あちこちパーツがへたってきたり色が剥げたりしますが
加工から24、5年を経た今でも
「かっこいいなぁ・・・」と自画自賛してしまいます
魂込めて加工しましたからね
それくらい、あの日見たC62はかっこよかったのです
もちろん、現役時代の「ニセコ」仕様のC62も持っています
こちらは10年前に買ったフルリニューアル品ですが
実車が極力現役時代そのままで復活させたものなので
このままでスハフを5輌牽かせても全く違和感はありません
しいて言えば、無線アンテナと副灯のリムの色くらいでしょうか
まぁ、その副灯のリムも、手持ちの資料を見る限り
現役時代には銀メッキの色が分かるものもあるので
カトーさんのASSYパーツを使って
銀リムの副灯に換えてもいいかなと思っています
それにしても、こうやって見比べてみると
旧製品も現行製品に負けていないディテールしてますねぇ
おっと、もげかかった標識灯だけは直さないと・・・