田端から機関車が消えた日

田端運転所、古くは田端機関区
はたまた現在は尾久車両センターですが
東京に出かけるといつもここで
機関車たちが出迎えてくれるのが
上京時のお約束でした

尾久の駅のホームをうろうろしていると
どこからともなくPFがやってきたり

入換のDE10やDE11がやってくるような
日がな一日見ていて飽きない場所でした

古くはロクイチ様に

パック様

EF62に

EF81

最新鋭EF510

ブルトレに

マニ50までを擁する
東京の北の玄関口の一大車輌基地でした
近年、ブルトレが消え、マニも消え
機関車もEF62を皮切りに
EF58が消え、残された機関車も数を減らし
ついに今年、PFがすべて消え
最後に残ったEF81がすべて消えました

最後に残ったEF81 95
撮る機会は数回しかなかったものの
その奇抜で目立つ塗装で見かけることは多々ありました
思い出されるのは1997年11月30日
いわゆる安中貨物の牽引中のところを
高崎の駅で見かけたことでしょうか
あいにくカメラを持ち合わせていなかったことが
返す返すも残念な出来事でした

同じく最後に残ったEF81 139
田端に似つかわしくない雪国装備で
なかなかに目立つ一機でした
地元高崎で撮ったこの写真が
まるで遺影のように見えてきます
どうしても最後のお別れがしたくて
真夜中の1時45分という時間に
自宅最寄りの踏切に行ってきました
今の自分の生活環境を考えるに
これがこの目で見る最後のEF81になるでしょう
さようなら、田端の機関車
壮士一去兮不復還
(壮士一たび去りて復た還らず)