こちら上信越日本鉄道広報室

maedon74の趣味の話

117系の日

1/17といえば

関西を襲ったあの大震災が思い出されます

当時私は中学3年生でした

現代の大都市を震災が襲うとこうなる、という

たいへんに恐ろしい出来事でしたが

あの年1995年は、この震災すらも霞むような

衝撃的な事件が首都で起こるのでした・・・

 

さて、本ブログは趣味のブログと銘打っておりますので

1/17にちなんで117系電車の話となります

じゃあ何で1/15に115系電車の話をしないんだYO!

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1年半ほど前に発売された、カトーの117系

今でこそ関西にあまり縁のないワタクシですが

これだけは絶対に買いたいと思っていた模型でした

カトーの117系は古くから模型で発売されていましたが

買う機会はついに訪れることなく

フルリニューアル品の発売でようやく手に入れることができた模型でした

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117系といえば新快速

新快速といえば117系

そんな刷り込みを受けたのは

小学校に上がる前に買ってもらった

西村慶明先生の絵本でした

今、目の肥えた大人の目で見れば

「これどーこだ?」と

割合に分かりやすいクイズを出されているような

そんな気分になる絵ばかりですが

当時のワタクシはたいへん目をキラキラさせて見入っておりました

主人公こそ117系ですが、脇役は実に豪華なものばかり

ページをめくっていくと、登場人物3名が乗車するシーンから始まります

登場人物の乗車駅は分かるような描写はありませんが

京都周辺とおぼしき昔ながらの日本家屋を脇に見て

しょっぱなからまさかのEF58 61が登場

続いて京阪268、武州原谷駅常備のホキ5700、タキ12200が現れ

さらにヤードにたむろする50系客車

ヨ8000、ワム80000、タキ19000、トラ70000、コキ50000

それにつながれるDD51 11・・・これは吹田の機関車なので

吹田操車場の一景なのでしょう

次のページでは遠景に0系新幹線大窓車

手前にはマニ44とスユ16を従えたEF62とすれ違う117系

スユ16は最初オユ10だと思っていましたが

AU13が3個ではなく4個載っているのでスユ16です

さらによく見ると、EF62はまだ前面ステップが切り欠かれる前の姿です

そういえばページの順序が何だか妙で、この次のページでは何とキハ30が現れます

傍らには113系、回送幕の201系。ここはどこなのでしょう?

そのまた次のページではまたマニ44とスユ16が登場、所属標記は南トメ

サボ受けにはそれぞれ大荷4、南東郵1と書かれたサボが差し込まれています

その向こうには京都⇔姫路のサボを差した113系

次のページで117系はようやく新大阪の駅に滑り込みます

頭上には0系新幹線小窓車、ホームの手前には485系1500番代特急「白鳥」

そのまた次のページは神戸市内のようで

元町1丁目と書かれた看板のアーケードの上を

201系と117系が走り抜けていきます

ここまで来るとそろそろ終盤のようで

次のページでは数少ないセリフ的文章が現れます

曰く「うみがみえると もうすぐ しゅうてん。」

海岸を目の前にした駅を俯瞰する構図ですが

駅舎の形態、配線から須磨駅だとすぐに分かります

ワタクシ、昔この駅に221系で行ったことがあります

当時の彼女とね

さて、さらに次のページで

新開地行きの山陽電鉄クハ3615以下の4連とすれ違う117系

いよいよ「岡山・広島・下関方面」と案内のある駅の2番線に到着

最後のページでは、本編の最初のページと京阪電車のシーン以来

3度目の登場人物が下車する様子が描かれています

117系の方向幕は「新快速 西明石」とはっきり読めるページがあるので

どうやらここは西明石駅のようです

降りてくる登場人物、30代中盤と思しき女性に小学生と5歳くらいの男児

もしや、モデルは西村慶明先生の奥様とお子様たちなのでは・・・?

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そんな117系ですが、ワタクシ2、3回くらいしか見ておりません

初めて見たのは中学の修学旅行で京都から奈良まで乗った4連

これは窓の形態を覚えているので100番代でした

写真も2枚ほど撮りましたが、いつしか紛失してしまいました

そして現在、手元にある唯一の117系の写真がこれなのです

2001年の4月に撮影したもので

ワタクシこの後「ちくま」→「アルプス」と継乗して糸魚川まで行っていました

そこからの帰りもまたとんでもない18きっぷ乗りつぶしルートでしたけどね

この写真から少しして、ある女のコと付き合い始めて

関西通いが増える機会がありましたが

彼女に夢中でろくに関西の鉄道の写真を撮ってなかったのは

今思い返しても惜しまれる失態ではありました

阪急電車ェ・・・

 

そんなわけで、昨今の流行病のこともあって

117系はどうやら永遠に憧れの電車のままになりそうです