鐵道情報
こんな本を古本で買いました
「はて、こんな鉄道雑誌あったっけ?」と
思う方も多いんじゃないでしょうか
よく見てください、漢字だらけなのがヒントです
そうなんです。これ、台湾の鉄道雑誌なんです
ワタクシ自身、繁体字中国語が分かるわけではないのですが
漢字の羅列を追っていると、大体の意味は理解できます
この柴油客車(=日本語でいう「気動車」)の記事は
たいへん興味深く読みましたね
台湾の柴油客車のルーツは1930年代に製造された汽油車(=同「ガソリンカー」)で
その中でもDR2100及びDR2200型の前身は1932年から1934年に
日本車輌で製造されたキハ100及びキハ200型中型汽油車である・・・
などと書かれており、日本との浅からぬ縁のあるこのクルマは
日本降伏直後の台湾を描いた台湾映画「非情城市」にも
ちょろっとだけ出演していたりもします
台湾の鉄道雑誌だから日本語の文字が全くないわけでもなく
車輌の形式表記などで平然とカタカナが書かれていたりします
この号が発刊されたのは2015年の夏
「北斗星」定期運行の終了、臨時化が採り上げられています
巻末にもやはり日本と関係のあるものが載っています
たまには海の外から見た日本の鉄道というものも
なかなか面白く感じられるかもしれませんね